働き方改革とこれから

働き方について、たとえば11人のメッシ選手と11人の長友佑都選手のチームを考えた場合に、どちらが強いか。


これまでの日本企業の働き方は、走って走って24時間走れる長友佑都型の労働スタイルだったが、これからはメッシのようなスペシャルな選手のパフォーマンスを引き出すにはどうするか。しかし、メッシが11人いたとしても試合には勝つことはできない。

選手には得意なこと、不得意なことがあり、ゼネラリスト型やスパイク型の人材を組み合わせてチームの生産性を高める。一億総活躍社会における女性、若者、高齢者、障害者の活躍なども個人の可能性を引き出すことだと思います。


さらに試合における戦略は時間とともに変わり、ポジションチェンジや選手交代によるスーパーサブの投入、予測が難しいこと等への備えも必要だと思います。この戦略のためには流動性や柔軟性が必要であり、たとえば働き方では育児や介護をしながらでも働ける柔軟な仕組みや、さらには今後定時労働時間の概念なども変わっていくかもしれません。


これからの働き方についてみると、個人が輝くためにはもっと流動的で柔軟にしよう。

そして、仕事もプライベートも楽しめるようになることを期待したい。